隣の芝生は青い
えりまきが、夕食の準備でぶり大根と味噌汁用に大根を切っていたときに繰り広げられた出来事。
とろろととうふは、それぞれ一本づつ、馬アキレスをかじっていました。
その時、近所からワンコの声が。とろろは反応して、バウバウつぶやきながらベランダに向かいました。それを見たとうふ、とろろのかじっていたところに移動して、とろろのかじっていたアキレスをいただいて、自分のかじっていたアキレスを置いて移動していきました。戻ってきたとろろは、何も気づかずにさっきまでとうふがかじっていたアキレスをカジカジ始めました。
実は、とうふの方がかじるのが早いので、その場を離れたばっかりに、とろろは短くなったアキレスをかじらされる羽目となったのです。とうふは、とろろのアキレスの方が長いと知っていて取り替えて去ったのか、ただ単に、隣の芝生は青かっただけなのか…